【リフォーム&リノベーション】間取りを変える時の5ポイント

間取りを変更する際に確認しておきたいポイントを5つご紹介します。

「2部屋の間仕切りを取って広々使える部屋にしたい」
「リビングとダイニングをつなげて開放感をプラスしたい」

各部屋の特徴によってリノベーションの方向は変わりますが、共通して気をつけるべきことが5つあります。

間取りを変える時の5つのポイント

間取りを変えるときの5ポイントは以下のとおりです。

  1. エアコンの向き
  2. スイッチの位置
  3. コンセントの位置
  4. 照明シーリング・ローゼットの位置と数
  5. インターホンの位置

細かいことは全てリフォーム業者が考えると思っているオーナー様も多いでしょう。もちろん提案されるケースが大半ですが、提案されない場合もあります。

これらの設備は、価値観やライフスタイルにより設置箇所が変わります。そのためオーナー様が入居者さんの目線で考え、業者さんと相談しながら人気の部屋づくりをおこなうことが大切です。それぞれ説明します。

リノベーション例を見てみたい方は、以下の記事を参考にしてください。

【ローレル三宮】☆即案内可☆ 〜3沿線利用可・ゆったり1LDKリノベーション〜

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エアコンの向き

エアコンが最初に設置されているのは、冷暖房がよく効く位置でしょう。

リフォーム後に部屋がひとつになることで、エアコンの位置が適切ではなくなるケースが見られます。

例えば6畳の2部屋をつなげると12畳の縦長のお部屋になります。この場合はエアコンの風が長手方向に流れて、1台で部屋全体をまかなえるような位置につけるのが最適といえます。

しかしエアコンの移設にはコンセントの移動や配管の穴開け工事が伴うため、プラスの費用がかかります。

業者から提案がない場合はオーナー様から確認し、設置箇所と共に費用を検討するようにしましょう。

スイッチの位置

居室の出入り口の位置を変更したりドアを新しくする際は、スイッチの移設も検討課題になります。

例えば片開きドアの場合、右側に開けるか(右勝手)左側に開けるか(左勝手)のどちらかです。

引き戸を片開きドアに変更するとき、勝手の向きによってスイッチがドアの裏側になってしまうことがあります。

計画に「間取り変更後のスイッチの位置と移設費用が含まれているか」は確認しておきたいところです。スイッチは戸先(ドアノブ側)に付けるのがベターです。

コンセントの位置

コンセントの位置で最も気をつけるべきはキッチンのコンセントです。

冷蔵庫、電子レンジ、オーブンなどキッチンに設置される家電は重く電圧も大きいのが特徴で、頻繁に抜き差ししなければならない場所にあると不便です。

「コンセントが足りない」という入居者さんの声は少なくありません。

逆に「便利なコンセント」はお部屋の強みとして募集できます。

照明シーリング・ローゼットの位置と数

シーリングやローゼット(照明器具用のコンセント)の位置や数も意識しておきましょう。

シーリングやローゼットは天井に照明を固定するのに必要な器具のことです。

2つに分かれていた部屋をひとつにすると部屋の中心が変わるため、間取り変更後は以下の2つのケースが想定されます。

  • 中央に照明をひとつだけにするケース
  • 用途に合わせて照明パターンを増やすケース

シーリングやローゼットの移設と追加が必要なのかどうかをリフォーム業者さんと相談しておきましょう。

インターホンの位置

インターホンの位置も重要です。

テレビモニター付きインターホンが主流になっていますが、玄関先に付けてしまうと、せっかくのメリットを半減させてしまいます。

インターホンの利点は、部屋に居ながら来訪者をチェックできるところです。特に支障がなければ居室の中に設置しておきたい設備ですね。

まとめ

間取り変更を伴うリノベーションを成功させるには、生活設備を使いやすく整える必要があります。

オーナー様もリフォーム業者さんと一緒に入居者目線で考えて、使いやすく便利なお部屋を作っていきましょう。

施工後のトラブル回避にもつながりますよ。

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