管理が大変なマンション、売却した人の経験に学ぶ注意点

マンションの管理は、とても大変な仕事ですよね。

「マンションを持っているけれど、高齢になって管理がつらくなってしまった」
「相続したマンションを管理しているけれど、とても維持できない」
「管理マンションの人間関係のトラブル対応に疲れてしまった」

こうした理由から、管理するマンションを売却する人も増えています。
そこで今回は、「住まいの売却データファイル」のアンケート結果を元に、管理が大変で家やマンションを売った人のリアルな事情や、売却する際の注意点などをご紹介したいと思います。

 

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管理が大変で家やマンションを売却した人のアンケート調査結果

それでは、「管理が大変」という理由で家やマンションを売った人の、リアルな声をチェックしていきましょう。

マンション?戸建て?管理が大変で売却することになった不動産

管理が大変で売却することになった不動産は、どんなものが多いのか見てみましょう。
調査によると、以下のような割合になっています。

管理が大変で売却した不動産、どんな物件でしたか?

一戸建て 51.0%
マンション 22.1%
土地 24.0%
一棟アパート 2.9%

戸建てが51.0%と過半数になりますが、マンション22.1%、土地も24.0%と、大きな割合になっています。

「マンションの管理が大変で売却することにした」という人も、全体のおよそ4~5人に1人はいる計算になりますね。

投資用?賃貸経営?管理が大変で売却した不動産の用途

次に、管理が大変になった不動産の、もともとの用途は何だったのか見てみましょう。
何の目的で購入した物件だったのでしょうか。マンションの場合、投資用や賃貸経営目的が多そうなイメージですね。戸建ての場合、「自宅用」もありそうです。アンケート結果から見える実態は以下のようになりました。

管理が大変で売却した不動産、入手の経緯やもとの目的は?

親族などからの相続 50.7%
自宅用 34.4%
投資目的 11.2%
その他 3.7%

このアンケートは戸建てもマンションも含まれているため、「自宅用」という回答も34.4%と多くなっています。
ですが注目したいのは、やはり親族などからの相続、50.7%。

これは確かに、思い当たる事例がいくつかあります。

たとえば…

「両親が暮らしていた実家の家を相続したけれど、遠方で住むのも管理するのも大変。空き家になっているし、もう売却しよう」

「両親がバブル期にマンションを購入して不動産経営を始めたものの、それから40年近く。今となっては老朽化物件で、住む人も減ってしまった…。相続したけれど、とても管理できないから手放したい」

こういった方は、神戸市だけでなく、日本全国に大勢いらっしゃるのではないでしょうか。

管理が大変で売った不動産の築年数

次に、築年数についても見てみましょう。
管理が大変で売却した不動産は、どのくらいの築年数の物件が多いのでしょうか。

管理が大変で売却した不動産、築年数は?

3年未満 4.3%
3年以上10年未満 6.3%
10年以上20年未満 17.1%
20年以上30年未満 14.3%
30年以上40年未満 13.9%
40年以上 30.0%
わからない・覚えていない 14.1%

調査結果を見ると、築40年以上が30.0%で最多となっています。「相続で入手した人が多い」という先ほどの結果とも合っていますね。

この結果は、「築40年以上の物件でも売却できる(買い手が見つかる)」という、ポジティブな事実として捉えて良いでしょう。

一方で、割合的には少なくなりますが、築年数が浅い物件でも、「管理が大変になったから売却して手放す」という選択をしている人もいます。こうした判断も十分にあり得ると言えるでしょう。

管理が大変なマンションの売却で後悔していること・苦労したポイント

先ほどのアンケート調査では、管理が大変でマンションや家を売却した人たちが、「失敗した」「こうすればよかった」と後悔しているポイントも分析されています。こちらも簡単に見ていきましょう。

管理が大変な不動産の売却、苦労したポイントは?

  • 買い手がなかなか見つからなかった … 24.0%
  • 売却金額の相場がわからなかった … 22.2%
  • 法律の知識が足りなかった … 16.1%

「買い手がなかなか見つからなかった」と苦労した人が、24.0%と最多になっています。管理が大変になってしまう物件は、築年数が古いケースも多いため、こうした苦労をされた方も多いようですね。

売却前にリフォームをするなど、築年数が古い物件でも売りやすくなる工夫もあります。
管理が大変な物件を売りたい時は、こうした点にも目を向けてみると良さそうです。

「売却金額の相場がわからなかった」「法律の知識が足りなかった」という声も多数になっていることも、注目したいポイントです。
こうした点は、しっかりと信頼できる不動産会社に依頼していれば、心配は何もありません。

「もっとこうしておけば…」売却後に後悔したこと

  • 余裕のあるスケジュールを立てる … 34.1%
  • 不動産会社の言うことが正しいか判断できるようにする … 33.7%
  • 不動産会社に任せきりにせず、自分でも情報収集をする … 27.0%
  • 査定価格の高さだけで不動産会社を選ばない … 22.6%

管理が大変な不動産を売却した後、後悔しているポイントについてです。
「余裕のあるスケジュールを立てる」が34.1%とトップですが、ほぼ同じぐらいの割合で、「不動産会社の言うことが正しいか判断できるようにする」も33.7%と多数になっています。

この結果を見ても、やはり信頼できる不動産会社を選ぶことが、本当に大切だとわかりますね。
良い不動産会社を見分けるためのポイントは、こちらの記事でも詳しく解説しています。

まとめ:管理が大変なマンション、売却した人の経験に学ぶ注意点

それでは最後に、「管理が大変なマンションや家を売却した」という人の経験から学べることを、改めてまとめていきましょう。

・築年数が古くても売却できる
「管理が大変で不動産を売却した」という事例のうち、築40年以上の物件は30.0%と最多になっています。築年数が古くても、売れない心配は無さそうですね。

・スケジュールには余裕を持って
「売れない心配は無い」とはいっても、不動産売却にはそれなりに時間が掛かります。売却にあたって、買い手がなかなか見つからなかったりと、思い通りに進まない経験をされた方も多いようです。
売却スケジュールには余裕を持てるよう、早め早めに売却活動のスタートを切っていきたいですね。

・「高額査定」に飛びつかず、信頼できる不動産会社を選ぶ
売却にあたって苦労したポイントや、売却後に後悔していることを見てみると、やはり信頼できる不動産会社を選ぶことが一番大切だと言えるでしょう。良い不動産会社なのかよく判断せず、理由の無い高額査定に飛びついてしまい、後になって後悔してしまう…そんな経験をされている方も多い様子が伺えます。

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